入社前までは、売店しかないという漠然としたイメージでしたから、通販課の仕事と言っても、あまり内容の想像がついていなかったんです。だから最初は、電話一本を取るのもすごく緊張しました。でも、やさしいお客様が多いので、たくさんお話をするうちに、笑顔で話をしてる自分に気付いたんです。時々、同時に何本もの電話が鳴って、思わず慌ててしまうことがありますが、自分で対応できる電話は1本だけ。ですから、気持ちを落ち着けて、今接しているお客様との対応に集中します。まずは目の前のお客様をおろそかにしないことが大切です。

「私たちはお客様に支えられているんだな」という想いを実感できるお話があります。おせんべいの注文用紙と一緒に現金も同封されてきました。現金を多くいただきすぎていたのでお釣りをお返しするという当たり前のことをしただけなのに、ご丁寧にお礼の手紙を送ってくださったのです。自分が対応したお客様に喜んでいただけたことが、とてもうれしかったので、これからもお客様に喜んでいただけるように頑張りたいですね。これだけ愛されている「えびせんべいの里」だから、お客様の気持ちには絶対に応えたいと、日々強く思っています。「えびせんべいの里」は、人の温かい心に触れられるおせんべい屋なんです。