社員へ「考える」を促す企業 試行錯誤の仕事って面白い 製造部第4課 Wさん(入社歴5年)

製品が商品になる瞬間だから、気が抜けません

焼き上がった各せんべいの袋詰めの工程を受け持っています。みなさんは、せんべいを袋に詰める作業を想像すると、簡単に思うかもしれませんが、実際はただ詰めればいいわけではありません。コンピュータスケールを通し、さらに自動包装機にて、すべてのせんべいが規程数値に達しているかチェックをしながら詰めていくんです。その後は、見た目もチェック。割れたせんべいが入っている場合などは、製品として出荷しません。最終段階の工程ですから、ここで気を抜くというわけにはいきません。お客様には、きちんとした商品を提供したいんです。


もっともっと知識がほしい

1日のせんべいの袋詰め数は、予定が決められています。予定数を達成できた時は、感無量といった感じでうれしいです。それに、先輩からほめてもらえた時も、同じようにうれしいですね。人から認めてもらえるのは、自分の成長を感じられますし。せんべい作りは奥が深いので、これからもまだまだ知識が必要だと思っています。これくらいの味付けならこんな味、これくらいの焼き加減ならこんな食感が出せると基準を決定づけるのが難しいんです。各過程を経てできた、こだわりのせんべいだからこそ、袋詰めを担当する私たちもこだわりを持ち続けたいですね。